2020年5月1日金曜日

分からないことを、分からないままにしない

こんにちは。ハッピーパソコン教室の講師Mです。


はじめに、教室からのお知らせです。
新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)感染拡大に対する当教室の対応について

4月8日に更新した記事ですが、現在ハッピーパソコン教室・見花山カフェは神奈川県の休業要請対象業種「学習塾等」に当てはまるため、それに応じて休業中です。

教室での授業再開目途は、5月1日現在緊急事態宣言期間延長が審議中のため未定ですが、少しでもパソコン学習を必要としている方にお役に立てればと思い、4月17日からe-ラーニング講座をオープンしました。

ハッピーパソコン教室のe-ラーニング

Office基礎・応用およびAdobe Illustrator、Photoshop、DreamweaverCC2017が学べる教材です。ご興味のある方はぜひご検討ください。






さて、本題。

本日のブログは、分からないことへの対処について書きたいと思います。

「検索」が通じない

先月までスマホの個人レッスンで通われていた受講生の方から意外な質問を受けました。ホーム画面に設置されているGoogle検索窓の説明をした時「これはどんな時に使うのですか?」と聞かれたのです。


「分からないことがあった時に使うんです。例えば近くのおいしいお店とか。」

正直、ちょっと驚きました。私はずっと分からないことはすぐネットで調べるくせがついているので、検索窓をどんな時に使うかという質問が、ピンときませんでした。





例えば、このイラスト。
チラシに載せる理由は、ネット検索してハッピーパソコン教室を見つけて欲しいからなのですが、その方のお話を聞いて、ああ、このイラストの意味が伝わらない人もいるんだなあ、と気づかされた出来事でした。

分からないことを調べる

インターネットが一般に広く使われるようになってから20年ほど。インターネットの普及と同時にパソコン・ITの世界に飛び込んだ私ですが、その中で分からないことは山のように出てきました。

ですが、最先端の流れの中で分からないことを聞ける頼れる人は身近に誰もいなくて、ただただ自力で調べるしかありませんでした。だから、分からないことを調べるのは、私にとって当たり前だったのです。

【関連記事】講師からみなさまへ(ハッピーパソコン教室HP)

パソコンやネットが出てくる前は、分からないことがあったら知っている人に聞くか、辞書や辞典で調べるかしていたはずです。おいしいお店はガイドブックで見つけ、流行の服は実際にブティックに行って確かめます。テレビ番組で紹介されていたのをたまたま見た、というパターンもありますね。

今や、その辞書や辞典、ガイドブックの役目をネット検索が担い、ひいては実店舗に陳列されている流行の服だってネットショップの画像で確認できるようになりました。

そんな恵まれた時代にパソコンスキルを学ぶみなさまにとって、分からないことを調べるということは、どんな意味があるのでしょうか。


分からないことを具体化する

みなさまがパソコン学習をする中で疑問が出て来た時、冒頭のスマホレッスンを受講された方のように質問できる、答えてくれる人がいればいいのですが、もし周りに聞く人がいなかった時、どうしますか? ネットで調べる? どんなキーワードで探す?

実は、それが学びを飛躍させるチャンスなのです。

 分からないことを調べるためには、まずその「分からないこと」を明確にする必要があります。例えば、Excelで関数を入れて計算をしてみたがうまくいかない。何が間違っているのか、どうすれば直るのか。

ネットでググってみたものの、自分の欲しい答えが見つからない。そういう時は、検索したことばを見直してみることが必要です。

「Excel 関数 うまくいかない」と検索しても、たぶん自分の探したい情報にたどり着きません。なぜなら、関数の名前が入っていないからです。

SUM関数を使ったのなら「SUM 計算まちがい」とでも入れてみてはどうでしょう。 この記事を書きながら実際に検索してみましたが、SUM関数で計算が合わない具体例がたくさん出てきました。

パソコン学習でつまづきやすい人は、この「質問が具体的でない」ことがよくあります。自分の分からないことが具体的になると、答えがすぐ見つかる。分かったら次のステップに早く進める。このサイクルがよい学習効果を生むのです。


分からないことをそのままにしない

最後に大事なことをもう一つだけ。

分からないことが出てきたら、そのまま放置しないでください。

例えば上の画像に出ているVLOOKUP。苦手とする方が多いです。でもこれがマスターできれば、Excelでできることの幅がグンと広がります。ここで投げ出せばそれが得られなくなる。運命の分かれ道ですね。

「VLOOKUP」をネットで調べるとほんとうにたくさんの事例が出てきますので、あきらめる前にぜひ調べてみてください。「へえ、こんなこともできるんだ。」と興味が持てればしめたもの。理解しやすい説明を見つけたらしっかり読んで、何回も練習してみてください。

ちなみに、4月から始まったe-ラーニングにも、Excel2016応用という科目があります。VLOOKUPもていねいに説明していますので、興味がわいた方はぜひトライしてみてください。

分からないことは、分からないままにしない

今日のレッスンはこれだけ覚えていただければ合格です。外出自粛でなかなか思うようにならないこの時期を、学びのために与えられた貴重な時間と思ってステップアップできるかどうか。

講師も教室休業にめげず、新しいことをどんどん学んでいる最中です。今度お目にかかれた時に、その新しい知識、スキルをみなさまにご披露できるのを楽しみにしております。

それでは、また。



e-ラーニング、パソコン学習のご相談

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2019年12月20日金曜日

あなたのやりたいことは何ですか?


こんにちは! ハッピーパソコン教室の講師Mです。今回は、ホームページやパソコン操作を学び始めるきっかけについてお話ししようと思います。

何のためにそれを習得したいのか?


ホームページ作成にしても、パソコン操作を覚えるにしても、まずは「何のために」それを習得したいのか、をはっきりさせる必要があります。

「何を習得したいのか」ではなく、そのスキルを習得して「何がしたいのか」です。

例えば、ホームページ作成のノウハウを知って、ホームページが作れるようになる。→これは「習得したいこと」

それでは「何のために」ホームページを作るのでしょう?



学習を始めるために必要なこと


このブログの「課題解決型学習と基礎学習」でも書きましたが、目的によって学習内容やプロセスがまるで違います。でも、最初は目的がはっきりしていない場合もありますよね。なんとなく興味を持った、とか。

以前勤務していたパソコン教室で、HTMLCSSを最初から学習したい、という方の個人レッスンをしばらく続けたことがあります。その方はプロのホームページ製作者になりたい訳ではなかったのですが、難しい内容を毎回楽しんで学習されていました。

きっかけは人それぞれ。なんとなく興味を持ったことでもやっているうちに楽しくなる。これを使って何かやってみたいという、さらに上の目標が生まれてくる。

この生徒さんは小売業にお勤めだったのですが、最終的にはお店のホームページ運営にも関わってみたいとおっしゃってくださり、教えた講師も大変うれしかったのを覚えています。

当教室のホームページ作成講座(Wordpress)のご案内ページは、この数年教室のサイト中ダントツ一位のアクセス数を誇ります。けれど実際に受講される方は本当に少ない。

ご自分のホームページを無事開設した卒業生の方々の喜んでいるお顔を思い浮かべる時、ああ、このアクセスして下さった他のみなさまもそうなって欲しいなあ、と心から思います。


学びたい時が、学ぶ時!


見出しに貼ったリンクは、約15年前、講師が独立してパソコン教室を始めようと思った一番初めに、受講生のみなさまに言いたいこととして書いたものです。

―初心忘るべからず。教室運営の節目節目に必ず読み返しています。自分は何のためにパソコン教室をやろうと思ったのか。これからどうしたいと思っているのか。

だれでも、未知なものに挑戦するのはおっくうだし不安です。でも、その一歩を踏み出す力になるのは案外軽いノリや好奇心だったりする。

講師の場合は、その好奇心を追いかけた結果がこちら→ 講師プロフィール
これ、すべて40代になってから始めたことです。




あきらめる前に、一歩前へ


教室のサイト記事を読んでホームページ作成に興味を持ったけれど「やっぱり自分には無理」と思った方、あきらめる前にぜひワンコイン授業体験会にお越しください。

あきらめるのはいつでもできる。けれど、それは話を聞いてからでも遅くありません。

受講するかどうかはともかく、ホームページ製作の実態を知るだけでもワンコイン500円はオトクです。気軽にお茶する感覚でご来校ください。そして話を聞いてみて少しでも前向きな気持ちが起こったら、それがスタートする時です。あったかい淹れたてのコーヒーを用意してお待ちしております。



>> ハッピーパソコン教室へのお問い合わせ



2019年はハッピーパソコン教室にとって大きな節目となった年でした。みなさまはどんな1年でしたか。 今年教室をご利用いただいた受講生のみなさま、本当にありがとうございました。2020年もどうぞよろしくお願いいたします。

<2019年 ハッピーパソコン教室のあゆみ>


<インストラクター個人としての2019年>

  •  ICT支援員関連業務(小中学校情報モラル授業支援・保護者講習)
  • 夏休みこども動画教室に参加
  • ハローワーク職業訓練 MOS受験コース サブ講師
  • 行政職員向けイラストレーター研修講師


2019年10月25日金曜日

"パソコン教室"は何をするところ?


こんにちは。ハッピーパソコン教室の講師Mです。今日はパソコン教室の実際についてお話しさせていただきます。

"パソコン教室"は何をするところ?

そもそも、パソコン教室は何を教えてくれるところでしょうか。いうまでもなくパソコン操作を教えてくれるところですが、一口に操作と言ってもさまざまです。

ハードウエアの操作:パソコンの機械的な部分のことで、電源、マウス、キーボードなどとともに、CD・DVD、デジカメやUSBフラッシュメモリなどの取扱いがこれに当たります。

ソフトウェアの操作:Word・Excelなどで実際に文書ファイルを作る操作をいいます。その中で最も重要なのは、パソコンの動きを制御するオペレーションシステム(OS)の操作です。WindowsやMacOSがこれに当たります。

 ここまで読んで「もうわけわかんない!」となってしまった方は、いわゆる初心者ですので、そういう方のために、多くのパソコン教室では初心者向けの「パソコン基礎」など入門講座を設けています。

このように、パソコン教室ではパソコン操作について学習したい方のニーズに合わせ、さまざまなレッスンメニューを用意しています。それぞれ特色がありますが、ハッピーパソコン教室のメニューをご紹介します。

>> ハッピーパソコン教室のレッスン科目一覧

またその他に、パソコン資格の受験対策講座を設けているところもあり、その中でもMOS試験は人気が高く、大手のパソコン教室では受験会場としての機能も有しているところがあります。

ハッピーパソコン教室のMOS対策講座は受験対策のみで、受験はできません。他の会場での受験方法についてはご希望の方に詳しくご説明いたします。



どんな"パソコン教室"が自分に適しているか?

一人ひとり個性があるように、パソコン教室にも個性があります。インストラクターの人数、設置PCの有無・台数、部屋の設備や広さなどそれぞれ違いますので、どんなスタイルの教室がよいか、訪問してスタッフに話を聞いたり体験講座に参加して確かめる必要があります。

ハッピーパソコン教室の特徴

・受講生は女性限定:講師も女性なので気兼ねせず質問できる
・少人数制:グループ学習でも最大5人まで
・講師の直接指導:動画授業ではありません
・パソコンは持ち込み:ご自分のPCで学習できる(ない方はレンタルします)
・授業体験:1回45分 参加費500円 営業時間に随時実施
・パソコン基礎・Office基礎はチケット制講座 最安980円/時間(10時間チケット)
・ホームページ作成講座:初心者でも取り組みやすいWordpressを採用

ちなみに、現在は講師は一人です。いくつかの組織でインストラクターを兼務しているので営業日が週1日と限られてしまい、受講生のみなさまには何かとご不便をおかけすると思いますが、どうぞご容赦ください。

その分、火曜日の営業時間中はずっと講師が常駐しておりますので、いつでも気軽に教室をお訪ねください。

また教室会場として、1Fでセレクトショップを営んでいるマイティーハウスさんの2Fをお借りしています。 オーナーさんが直接イタリアなどで仕入れたお洋服や雑貨がとてもステキです。授業の帰りにはぜひお立ち寄りくださいね。



"パソコン教室"で身につくこと

設備や科目数、インストラクターの数では大手のパソコン教室さんにはとてもかないませんが、一つだけ自慢できることがあります。それは、30年近く仕事でパソコンを使い続けていたこと、そしてそのうち20年は在宅ワーカーとしてやってきたことです。

その経験やノウハウは、これからパソコン操作を学ぶみなさまにとって実務的で役立つものばかりだと自負しています。よろしければ下記もお読みください。

>> 講師プロフィール

>> 講師からみなさまへ

いかがでしたか。こんな経歴のインストラクターが教えるパソコン講座っていったいどんなものだろう・・・ご興味を持たれましたらぜひワンコイン授業体験会にご参加ください。ご来校心からお待ちしております。


>> 現在募集中の講座・体験会

>> ワンコイン授業体験会 詳細

>> 受講お申し込み





2019年10月4日金曜日

ワンコイン授業体験会のススメ


こんにちは!
今日の話題は、ハッピーパソコン教室が実施しているワンコイン授業体験会についてです。

ワンコイン授業体験会とは


当教室の授業体験会は、1回500円、ワンコインで45分のレッスンを体験していただけるものです。体験できるのは当教室で提供している全講座が対象(個人レッスンを除く)。

もちろん、45分で出来ることは限られています。特にホームページ作成講座イラストレーター基礎講座では、ソフトや技術の概要を説明するだけで終わってしまいそうな、あっという間の短時間です。

それでも受講生のみなさまが納得して本講座を受講していただきたいので、45分で講座の主旨と実習や講義の体験、受講のしかたの説明ができるように準備をしています。

パソコン教室に限らず、お教室や習い事、エステなどのサービスなどでも正規料金を支払う前に格安あるいは無料で「体験」できる特別コースを用意していますね。

授業体験で得られること


パソコンについて学びたいことがあるけれど、どんなことを学べるのかお試しで受講してみたい、講師はどんな人なのか、直接会って話してから受講するかどうか決めたい、自分のパソコンスキルがどの程度か知りたい、パソコンを使った仕事の具体的な内容が知りたい・・・。

体験に参加する方の動機はさまざまですが、どんな動機でもWelcome。まず行動してみる。そこから得られるものは決して少なくないはずです。たかが500円、されど500円。このお金をどう活かすかはみなさん次第です。


体験科目は自由


ワンコイン授業体験会お申し込みに当たっては、必ずどの講座の体験をしたいかをお知らせください。初心者ではないのにWindowsの基礎についてお話ししてしまったり、ホームページに関心があるのにWordやExcelのお話をしてしまったり、というミスマッチを出来るだけ防ぐためです。

みなさまの貴重なお時間を使わせていただくのですから、たとえ短時間でもご満足いただけるよう十分準備をしていきます。ぜひ具体的なご要望をお寄せください。

それと、ワンコイン授業体験会を受講したあと、本講座を受講するかを決めるのはみなさまお一人おひとりの判断です。決して本講座の受講を強制したりはしませんので、どうぞご安心ください。

ワンコイン授業体験会参加特典


もちろん講師としては正式に受講していただければうれしいので、体験会参加者の方が続けて本講座を受講する時は、ワンコイン参加費500円を初回受講料に充当させていただきます。つまり、体験参加費は実質0円。さらに初回受講料はもれなく5%OFF。ぜひこれらの特典をご活用ください。(詳しくは「受講の流れ」をご参照ください)

それでは、ワンコイン授業体験会でお待ちしています。お目にかかれるのを楽しみにしています。

>> 現在募集中の講座・体験会

>> ワンコイン授業体験会 詳細

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2019年8月10日土曜日

夏休みは「成長する」チャンス


夏休みも後半に入って来ましたが、いかがお過ごしですか。夏休みの前半、子ども向けの授業をいくつか経験しましたのでご紹介いたします。


子ども動画教室


動画製作とネット投稿のマナーを学ぶ2日間のプログラムで、そのスタッフの1人として参加しました。公募で集まった小学生を4-5人のグループに分けて、各グループに1人スタッフのサポートがつきます。

動画製作は初めての子がほとんどでしたが、その慣れ方のスピードの速さにまず驚きました。2日間で参加した子どもたち全員が作品を完成させ、発表も行うことが出来ました。

グループは低学年と高学年の混成でしたが、初めてその場で会う子たちがすぐ仲良くなって、中には共同製作する子たちも出てきて、ほんとうにすごいなと思いました。

学校でも普段そういった授業があるのでしょうか、投稿マナーを学ぶ場面でもワークシートをすらすらと解いていて、学んだことが実際に生かされていくといいなと思いました。



パワーポイントの個人レッスン


あるワークショップに参加するお子さんのお母さまから、パワーポイントの個人レッスンを依頼されました。グループワークでパワーポイントを使った発表があり、ついていけなくなると困ると思って、というお話でした。

ある日の午後ご自宅に訪問し、カリキュラムは、与えられた時間の4分の3を基礎学習に、残りの4分の1を使って自由なテーマでスライドを作る実習という構成にしました。

長丁場でしたので途中で飽きたり、辛くなってしまわないかなと心配でしたが、新しいことを覚えるのが楽しかったようで、あっという間に時間が過ぎ、自由なテーマのスライドも完成しました。最後は完成したスライドをお母さまに見せてプレゼンするところまでたどり着くことができました。

後日お母さまよりお礼のメールが届きました。お子さんが参加したワークショップでは年上のメンバーと協力し、プレゼン製作の課題を自宅に持ち帰って張り切って作っています。子どもの成長に驚くばかりです、とのことでした。


「プログラミング教育」との関係


来年度、2020年度からの小学校プログラミング教育必修化を踏まえ、今年は特に子ども向けのプログラミング教室やイベントが各地で盛んに行われています。どれも日程や人数が限られているため、参加できなかったお子さんも多いと思いますが、あわてることはありません。なぜなら「プログラミング教育」とは、ひとつの教科ではなく、従来の教科の延長線上にあるものだからです。

今回関わらせていただいた2つの授業は、どちらも発表を伴うものでした。ただ「おもしろかった」で終わらせるのではなく、おもしろさ、たのしさ、工夫したところなど、自分の伝えたいことを考えて作るという、結構ハードルの高い内容でした。

その際に必要なのは、発表したり、自分の考えをまとめ、人に伝えるための思考回路を持っているかどうかということ。IT機器やソフトウエアを使いこなせるかどうか、というのはその先の話です。そしてそれは、いままでの学校の授業でかなり実践されてきている。今回出会った子どもたちは、まさにそういう時代を生きているのだということを実感させてくれました。


大人も一緒に楽しもう


夏休みは、子どもたちがふだん出来ないようなことをたくさん経験できる時期です。特別なイベントや旅行などに行くことができなくても、身近なところに「感動」はあふれている。そういった体験を絵日記や作文で表現するお子さんもいらっしゃることでしょう。

また、そんな子どもたちの姿を動画や写真で記録する保護者の方も多いと思います。その時、子どもたちにも参加してもらい、作品作りにチャレンジしてみてはいかがでしょう。子どもたちの思いがけず成長した姿を発見することになるかもしれません。

休みが長いとどうしても気が緩みがちになります。どうか事故やケガにはくれぐれも気をつけつつ、大人も子どもも一緒に楽しんでください。それから、お子さまの顔や自宅が写ったSNSの投稿、個人情報の特定につながる画像等には十分に気をつけてくださいね。




ハッピーパソコン教室は8月13日(火)から通常営業です。8/20、9/3はWordpressとExcel基礎体験授業の拡大版を実施予定です。詳しくはホームページをご覧ください。お申し込みお待ちしております。


2019年7月30日火曜日

パソコン教室は安心して「失敗できる」場所


失敗を恐れる原因

「壊れませんか?」

もう数え切れないほど私が聞いてきた、パソコン初心者のセリフです。

パソコンが一般家庭で使えるようになってから20年ほど経ちました。その間、機械もソフトウエアもどんどん進化しています。壊れる確率はどんどん下がっている。なのにこのセリフはずっと同じ。なぜなんでしょう。

私はこの20年、ずっと仕事でパソコンを使い続けていますが、壊れたことはほんの数回。ご家庭での使用の数倍、時には十倍を超えるであろう稼働時間でどうして壊れないのか。

答えは簡単。壊れないように使っているからです。まるで禅問答のようですね(笑)

「壊れませんか?」とおたずねになる初心者の方は、同時に「失敗」も恐れています。失敗したら取り返しがつかないことになる。スイッチが入らなくなったらどうしよう。作った文書を削除してしまったらどうしよう・・・。

最近のパソコンは、一度や二度の失敗でどうにかなってしまうようなヤワな機械ではなくなりました。しかし、やってしまうと障害が出やすくなる操作というのはいくつか存在します。そこさえ押さえておけば、恐れることはありません。


「テキトー」が一番怖い


しょっちゅうパソコンを壊している人もいます。こういう人は「テキトー」に使っていることが多いです。「テキトー」なので、なにか異常が起こった時、自分が何をやった時にそうなったのか憶えていません。また、同じ作業をやるにも毎回違うやり方なので、なかなか操作が覚えられません。

フリーズしたらとりあえず電源ボタンを長押しして強制シャットダウン。次に電源を入れて立ち上がればOKとして、トラブルの原因を追究しないで使い続けてしまう。これ、実はパソコンには一番悪い操作です。OSの仕組み、ハードとOSの関係を無視した無理な使い方は、やがて取り返しがつかないほど大きな傷となってしまいます。

パソコンを壊しやすい人は、せっかちな方が多いです。完全にOSが立ち上がらないうちに、待ちきれなくてマウスやキーボードをガチャガチャ。ハードの仕様や能力の違いでかかる時間はそれぞれですが、OSの準備が整うのには一定の時間がかかります。その繊細な作業をやっている最中にさらに負荷のかかる入力機器からの情報が加わると、起動時間がますますかかってしまうのです。

せっかちなユーザーのみなさん、まずは落ち着いてOSが完全に立ち上がるのを待ちましょう。急がば回れ。OSが整った状態で作業すると、アプリケーションの動きも随分軽くなります。ぜひお試しを。

安心して「失敗」できる場所

ハッピーパソコン教室は、怖がりの初心者さん、テキトーさん、せっかちさんが安心して「失敗」できる場所です。

壊れてしまうような重大な操作ミスをしない工夫、長時間の作業でも疲れない方法、効率的な入力作業といった実務面もさることながら、まずは一番根っこの「パソコンのしくみ」を知ることが大事です。

ご自分のパソコンでは怖くて失敗できないということでしたら、どうぞ教室の備え付けパソコンでどんどん失敗してください。

【参考記事】
Lukeのパソコン三昧-Lukeのパソコン遍歴
このカテゴリーは、買った中古パソコンの分解やメンテナンスについての記事です。
ご興味がある方はお読みください。

ご自分の使い方のチェック、エクセルやワードのスキルチェックなど、どんな細かな学習でもお付き合いいたします。ぜひ一度当教室をお尋ねください。お待ちしております。

おすすめの講座

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2019年7月18日木曜日

課題解決型学習と基礎学習

こんにちは。ハッピーパソコン教室の講師です。
今日はパソコンソフトの学習方法についてお話しします。

課題解決型学習

  • サークルや自治会の会計に選ばれてExcelのスキルが必要になった
  • 事務職で特定の文書作成スキルが必要になった
  • お店やお教室のチラシを自分で作りたい

課題解決型の学習は、こういった特定の課題があってそれに必要なスキルを学ぶものです。この学習の強みは動機がはっきりしていること。つまり、その課題を解決するためのスキルを身につけるまでの間、学習意欲が継続していくことです。

やる気というのは、他人からもらうことは大変難しいものです。自分で挑むべき課題が見えている人は、運転する車のガソリンが足りなくなった時、自分でガソリンスタンドに行ける人です。

そして課題解決型学習をサポートする講師の役目は、受講生がそのゴールを見失わないように、道のりを具体的に示していくことです。そして現在位置はどこか、常に受講生にフィードバックすることだと思っています。

基礎学習


一方、学びたいパソコンソフトの使用経験がほとんどなく、知識もない場合、具体的な課題を持っていても、何をどう学習していいか皆目見当がつきません。この「見当がつけられる」までソフトの知識と使用経験を一から積み上げていくのが基礎学習です。

 基礎がないまま課題解決型の学習にいきなり入ってしまうと、自分のやりたいことが思うように進みません。知らないことにぶつかると、その都度基礎からやり直し。課題に戻ってきた時には疲れ果て、やる気が失せてしまいます。

パソコンソフトだけではなく、一定の技術・スキルを身につけるには、積み上げるための土台がまず必要です。土台作りは始めは時間がかかります。理解もなかなか進みません。やる気を継続するのも一苦労ですが、ある一線を越えると(これは個人差があります)急に視界が開けてきて、学習の進行スピードが加速していきます。回り道のようで、これが一番効率のよい学習方法といえます。

基礎学習をすっ飛ばすと・・・


実は、パソコン作業で困難を抱えている人の多くが、この基礎学習を飛ばしていきなり課題解決に挑んでいる方々です。できる人の作業を横目でながめている時は「こんなの簡単」と思っていても、いざ自分で作業しようとするとわからなくなってしまう。そんな経験、ありませんか。

Excelでの単純な数値入力一つ取っても、効率的な入力方法を知っているかいないかで作業時間や疲労度が何倍も違います。同じ時間でさばける仕事が何倍も違うとなれば、その浮いた時間に違う仕事が出来たり、もしかしたらお給料や昇進の査定に影響するかも。

ハッピーパソコン教室でできること


当教室では、課題解決型学習・基礎学習、どちらも歓迎です。ワンコイン授業体験会ご参加の方には、まずどちらのタイプの学習がよいかをカウンセリングさせていただきます。そのうえで一番最適なレッスンメニューをご提案いたします。メール・電話でもご相談に応じますので、気軽にお問い合わせください。

固定会場の見花山カフェの営業は、毎週火曜 12:15~16:45 です。受講生がいない時間も講師が常駐しています。ちょっと聞きたいことがあるので寄ってみた、というのも歓迎です。初めての方は、事前にご一報の上ご来校ください。

臨時休校などスケジュールが変わるときはホームページでお知らせしています。そちらも併せてご確認ください。ご来校お待ちしております。


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